にきびの予防は、スキンケアだけでできるものではありません。アダルトにきびの場合、生活習慣の悪循環によって、ホルモンバランスが崩れ、にきびにつながる場合がほとんどです。また思春期のにきびであっても、甘いものや脂っこいものを好んで食べる偏食がにきびの一要因になっています。
にきびを増やす糖質や脂肪分の多い食事
特に思春期ににきびができる人に多い、糖質や脂質の多い食事スタイルは、皮脂の分泌を増やしてしまいます。女性の場合、チョコレートなど甘いものをたくさん食べることがありますが、これは減らした方がいいです。
動物性の脂肪分が多い食事も避けた方がいいでしょう。また糖質には炭水化物も含まれるので、ごはん、パン、麺類などの炭水化物を過剰に摂取しないように気をつけましょう。
にきび予防には和食を中心に
日本人はもともときめ細かい肌を持っていて、にきびが悪化してしまうケースも、欧米人と比べて少ないといわれていました。しかし欧米食が入ってきて、栄養の偏った偏食をすることが多くなったので、現代の日本人はにきびをはじめ、肌荒れに悩むようになったようです。
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つまり、動物性脂肪が少なめで、質のいいたんぱく質やミネラルが豊富な和食中心の食生活をしていれば、にきびは自然と予防できるということになります。
にきびにはビタミン類
また美肌には欠かせないビタミン類を積極的にとるようにすることも大事です。ビタミン類をとるにはやはり野菜が一番ですが、生野菜サラダなどはビタミンの含有量が少ない野菜が含まれていることが多く、また体を冷やして肌の血行を悪くしてしまうことがあるので、できれば加熱調理した野菜を食べるといいでしょう。
抗酸化作用によって肌の老化や肌荒れを防いでくれ、皮膚や粘膜を作るビタミンA(ベータカロチン)や、コラーゲンの生成を助けて肌のハリを保ってくれるビタミンCなど、ビタミン類は美肌には必須です。これらをとるには、にんじん、ピーマン、ブロッコリーといった緑黄色野菜や、柿、いちご、オレンジなどの果物を積極的に食べるようにしましょう。
にきびができやすい人、特に思春期のにきびなど、皮脂の過剰分泌が原因でにきびができる場合は、ビタミンB群、特にビタミンB2、ビタミンB6をとりましょう。これらは皮脂の過剰分泌を抑えて、にきびを予防してくれます。ビタミンB群は、主に納豆、豆腐、豆乳といった大豆系の食品や、魚や豚肉などに多く含まれています。
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便秘解消のための食物繊維
女性に多い便秘ですが、腸内細菌のバランスが崩れ、皮脂の過剰分泌を防ぐビタミンB群の合成が阻害されるので、皮脂腺からの皮脂分泌が多くなることがあります。
便秘を解消するにはいくつか方法がありますが、やはり食品から食物繊維をとるのが一番いいでしょう。ごぼうやおから、寒天といった食物繊維が豊富な食品を取り入れて、便秘を解消しましょう。
にきびを生み出す睡眠不足
アダルトにきびの場合、睡眠不足が原因でにきびができることが多いです。睡眠時間が足りないと、寝ている間に行われる肌の再生が間に合わず、また免疫力も低下するので、できたにきびが悪化しやすくなります。
平日は睡眠不足でも、週末に寝だめをしているから大丈夫と思っている人が多いかもしれませんが、肌の再生は毎晩何時間もかけて行われているものなので、いくら週末に寝だめをしても追いつきません。
また日によって寝る時間がバラバラだと、体内時計のリズムが乱れ、ホルモンバランスが崩れます。できれば毎日6時間は寝るようにして、できる限り規則正しい生活をするようにしましょう。
思春期の人でも、今のうちは多少睡眠不足でも肌はなんとか保てているかもしれませんが、数年すると徐々にホルモンバランスが乱れてきます。今のうちから心がけるようにした方がいいでしょう。
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にきびの最大の原因はストレス
睡眠不足と並んでホルモンバランスを崩す最大の原因はストレスです。特に社会人に多いようですが、自分でも自覚できていないようなストレスが積み重なって、ある日突然ホルモンバランスが崩れ、にきびができることがあります。
ストレスなんて誰にでもあるものだと我慢していても、気づかないうちに肌をはじめ、体のいたるところに悪影響を及ぼします。これは、ストレスが生み出す活性酸素によるもので、肌の老化を招くと同時に、免疫力を下げて、にきびの悪化につながるのです。
日頃から、自分が楽しいと思える時間を意識して作るようにしたり、週末は体を動かすなどして、笑って過ごすようにすることが大切です。
運動不足も要注意
運動不足だと、血液の循環が悪くなり、新陳代謝が悪くなります。角質層のターンオーバーが正常に行われなくなったり、肌の再生がスムーズにできなくなったりします。
こうなると角質層が厚くなり、皮脂がそれほど多くなくても、毛穴がつまり、にきびの原因になることがあります。週に一度でも、運動する機会を設けたほうがいいでしょう。
手や髪、布などが触れている
たとえば前髪をおろしている人は、おでこににきびができやすかったり、無意識に顔を手で触ることが多い人は、にきびができやすいです。また寝ている時に枕や布団が顔に触れていると、それだけでにきびができてしまったりもします。
にきびができやすい体質の人は、前髪をあげたり、洗顔以外の時はあまり手で触れないようにしたりして、にきびの原因にならないように気をつけましょう。
タバコはにきびのもと
タバコを吸うと、皮膚をはじめ血行が悪くなり、ターンオーバーが正常にできなくなり、これがにきびの原因になることがあります。また喫煙は、美肌の最大の味方であるビタミンを破壊してしまうので、免疫力も落ちて、肌が弱くなってしまいます。肌はもちろん健康のためにも、タバコは控えた方がいいでしょう。
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